Kindle5冊目『振り回される行政書士 主導権を握る行政書士“いい人”をやめて 消耗しないための仕事術』

この度、Kindle5冊目の本を出版しました。
タイトル:『振り回される行政書士 主導権を握る行政書士“いい人”をやめて 消耗しないための仕事術』

この本を書こうと思ったキッカケは、自分自身が開業当初から2年目にかけて、依頼者さんの都合に振り回される働き方をしてしまい、非常に消耗してしまった経験があるからです。

自動車ディーラーで約15年間営業をしてきたので、「お客さんの要望にはすぐ応えなきゃ」「困っていると言われたら何とかしなきゃ」という感覚が骨の髄まで染みついていたんですよね。
それは行政書士として独立してからも、なかなか抜けませんでした。

電話が鳴れば手を止め、「急ぎです」と言われれば予定を変え、「ついでにこれも」と頼まれれば料金の話を切り出せないまま引き受ける。資料が届かなければ、こちらから何度も催促する。気づけば、毎日のスケジュールを決めているのは自分ではなく依頼者さんでした。

会社員を辞めて独立したはずなのに、上司が依頼者さんに変わっただけの毎日になっていたのです。
これでは何のために独立したのか分かりません。

同じような経験をこれから開業する行政書士さんにはしてほしくない。
その想いから、本書『振り回される行政書士 主導権を握る行政書士』を書きました。

タイトルから本書は、依頼者さんに冷たく接する方法を教える本と想像するかもしれませんが、けっしてそんな内容ではありません。

依頼者さんとはきちんと向き合います。
ただし、自分の時間、報酬、予定、生活のすべてを差し出す必要はありません。
その線引きをどこでするのかを、面談日時の決め方から、無料相談の範囲、急ぎ案件への向き合い方、追加業務の断り方、電話やメールとの距離の取り方、受任した仕事から降りる判断まで、具体的な場面ごとに整理しました。巻末には、自分がどこで主導権を手放しやすいのかを確認できるチェックリストも付けています。

こんな人に、特に読んでほしいと思っています。

・「急ぎです」と言われるとつい予定を崩してしまう
・無料相談のつもりが、いつも調べすぎ、答えすぎてしまう
・追加業務を頼まれても料金の話を切り出せない
・電話やメールが鳴るたびに手を止めてしまう
・紹介案件は依頼元の顔を潰したくないので断りたくても引き受けてしまう
・違和感のある条件でも「せっかく依頼してくれたから」と飲んでしまう
・本当は断りたい案件も、仕事が減る不安から引き受けてしまう

こうしたことに心当たりがある人ほど、真面目で責任感が強く、依頼者さんに嫌な思いをさせたくない人だと純さんは思っています。
ただ、その真面目さこそが、自分を消耗させる原因になっていることも少なくありません。

本書でいう「主導権」とは、依頼者さんを思い通りに動かすことではなく、面談日時、無料相談の範囲、報酬、業務範囲、期限、連絡方法、追加業務、そして受任後にその仕事を続けるかどうかなど、本来自分で決めるべきことを相手の都合だけで決めさせないことです。

読んだからといって、明日からいきなり何でも断れる人になる必要はありません。
「これは本当に自分がやるべきことか」
「この期限を本当に受けるのか」
と、一度立ち止まって考えるだけでも、働き方は少しずつ変わっていきます。

感じのいい行政書士でいることと、何でも言うことを聞く行政書士でいることは全然違います。
“いい人”をやめても、誠実な行政書士でいることはできます。

せっかく自分の看板で独立したのですから、自分の時間も、仕事も、働き方も、自分で決めたい。
開業したての人はもちろん、開業して数年が経ち、いつの間にか依頼者さん中心の毎日になっていた人にも読んでほしい一冊です。

ぜひ読んでくださいね!

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