【ブログ】着信が苦手すぎてホームページから番号を削除してみたらストレスが激減した話

telephone

私は電話の着信が苦手だ。

理由は、着信を受けると様々な弊害が起こるから。

だから自分から発信するときは当然相手にも相当配慮している。

今回は電話にまつわるお話。

目次

着信の弊害

私は基本的に超緊急な時や相手がメールやLINEを送ってもいつまで経っても返事がない場合以外は、自分から電話をかけることがほとんどない。相手の状況を色々と想像すると易易とかけられないのだ。

電話をかけたとき相手は、

  • 恋人とランチを食べているかもしれない
  • 病院にお見舞いに行っているかもしれない
  • 家族と大切な時間を過ごしているかもしれない
  • 寝ているかもしれない
  • 仕事に集中しているかもしれない

こんな事を想像すると、なかなか自分から電話をかけられない。

言い換えると、上記に該当することもあるので極力電話は控えてほしいと思っている。

さらに着信は弊害だらけだ。ざっと思いつく限り以下のような点がある。

  • 目の前の人との会話を中断させられる
  • 作業を中断させられる
  • 作業を再開しても集中力が着信前より落ちている
  • 目が覚める
  • 会話の内容を記録に残せない→言い争いに発展する可能性

どうも電話はデメリットしかないように感じるがいかがだろう。(恋愛感情は除く)

だから私はなるべく電話はかけたくないし、かけられることにも抵抗がある。

どうしても電話をしたい場合は、LINEで「◯◯の件で、聞きたいことがあるので良い時に電話ください」と送っている。これなら相手の時間を奪わない。

記事を書きながら思い出したが、自動車販売店で勤務しているとき『一斉TELコール』なる時間帯があった。

金曜日の夜18時から19時頃にかけて、営業マンが一斉にお客様に電話をかけて「土日に点検に来てください!」とか「新車を見に来てください!」とかを呼び込むものだ。これはお客様からするとたまったもんじゃない。

金曜日のこの時間帯は主婦なら夕食の準備があるし、子供が学校や塾から帰ってきてバタバタする時間帯だし、勤め人ならようやく仕事が終わってジムで汗を流したり、同僚と乾杯しているかもしれない。

一週間で1番貴重な時間帯に、完全に自動車販売店のエゴ(わがまま)で一方的に電話をかけてお客様の時間を奪いまくるのだ。

私はこの『一斉TELコール』が何よりも嫌いだった。そして何よりお客様に申し訳ない気持ちでいっぱいだった。

「日本人は気遣いができる」とか「おもてなしの文化は世界に誇れる」とかいうけど、私は電話に関しては、全くそうは思わない。電話は、かけられる側にとっては『迷惑な行為』という常識が世の中にもっと浸透すればいいと思っている。

着信音は心臓に悪い

私が電話が苦手な理由はまだある。

着信音が心臓に悪い

これは決して大げさな話ではない。

机にスマホを置いて集中して作業している時にバイブレーションと共に着信音が鳴り響くと心臓が飛び出そうになる。

だから私はバイブをオフにしている。さらに着信音を極力小さくし、高音を避けてなるべく耳触りの良い音に設定している。

ここまでの徹底ぶりだ。

ホームページから電話番号を削除してみた結果

電話が苦手とか、不都合しかない、とか公表すると「お客さんからの問い合わせはどうしてるの?」とか「商売やる気あんの?」と疑問に思った方もいるかもしれない。

しかし電話がなくても意外に仕事はできる。

おそらく全国の個人開業している行政書士はホームページに電話番号を載せている。まぁそれが当然だと思う。

しかしあまりにも着信が苦手な私は、ある時勇気を振り絞って、ホームページから完全に電話番号を削除してみた。

その結果、どうなったか。

結論から言って問い合わせの数と受任率に一切変化がなかった。

この結果には私自身が1番驚いた。「全然大丈夫だったじゃないか!」

これだけじゃない、迷惑な営業電話がかかってこなくなったお陰で相当ストレスが減った。

電話番号をサイトに載せているときは、営業電話をはじめとする下らない電話が多くて困ったいた。

  • ホームページを作りませんか?
  • 先生にご紹介したい人がいる
  • ちょっと教えてほしいことがある(手続き方法を全て無料で聞き出そうとする)

酷いときは「落とし物を拾ったがどこに届けたら良いだろうか」という電話もあった。

特に悔しいのが、不在着信を新規の問い合わせと思い込み折り返しかけたら業者だったとき。この時はホームページに電話番号を掲載していることを何度も悔やんだ。

しかし番号を削除した結果、当然この様な着信がゼロになった。

「もっと早くから電話番号を削除しておけばよかった」と思ったが、削除するに至るまで結構な勇気が必要だった。なぜならホームページに電話番号を載せていない行政書士を見たことがなかったから。

類は友を呼ぶ

おそらくお客様の中にも、私の様に電話が苦手な人(発信・受信)は一定数存在する。

  • 電話をかけるのに勇気がいる
  • お問い合わせフォームに入力した後に電話をかけてきてほしくない

私の事務所は、この様に電話が苦手なお客様には喜ばれているのではないか、と思う。

ファーストコンタクトは当然メールかLINEだし、受任後も私からは絶対に電話をかけないし、お客様からもかけてこない(電話をかけないでくれとは一言も言っていないし、かけて頂いても構わないのだが)。

業務完了まで電話ゼロだ。一度も声を聞かない。

そもそも私は、電話が絶対的に必要な業務を除外している

「なんだか冷たい人だなあ」と思った方もいるかもしれない。その様な方は『普通の』行政書士様へ依頼していただきたい。電話OKとNGの事務所、棲み分けができていいのではないかと思う。

以上、弊所へのお仕事のお問い合わせ・ご依頼は、LINEもしくはお問い合わせフォームからお願いします。

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