【ブログ】自分の趣味を話題にできないもどかしさと趣味を聞かれることへの緊張感がいつも同居している

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「休みの日は何をしてるの?」
「趣味は何?」

この質問をされる度に返答に窮する。

目次

趣味がマニアック過ぎる弊害

なぜなら私の趣味は、一般社会人もっと言うと、士業界隈なら誰も聴いていない音楽をサブスクで聴いたり、そのLIVEに行ったりすることだから。

質問に答えたところで1億%相手はそれを知らないし、それがどんな音楽か説明をしようにも最低10分は要するし、10分も相手の時間を奪うわけにもいかないし、説明を許されたところで説明を始めた瞬間から場が白けることが目に見えている。

こんな趣味だから、自分から趣味の話は絶対にしないように気を付けているし、相手から聞かれないよういつもビクビク怯えている。

趣味がマニアック過ぎると、なかなか人間関係を構築できない弊害がある。

共通の趣味は心の壁を取り払う

例えば、「マラソンが趣味なんです」と発すると「えっマラソンが趣味なんですか?じゃあ今度一緒に皇居走りましょうよ」と話が弾む。お互いの心の壁を一気に取っ払い、相手との距離感をグッと縮めることができる。

「共通の趣味から生じる影響力は大きい」という事例がある。

1990年代、『DA.YO.NE』がミリオンセラーとなったGAKU-MCは、本作を超えるヒット作を世に出すことができず一発屋のレッテルを貼られていたが、Mr.Childrenの桜井和寿とサッカーという共通の趣味を通じて出会い親交を深める。
そして2013年「ウガスカジー」というユニットを結成。それが日本サッカー協会公認の日本代表応援ソングとなり再び世間の脚光を浴びることになった。

他の趣味だって同じである。以下は趣味ごとに予想される話の展開。

野球:「えっソフトバンクファンなんですか?」「私もです!それなら来週のペイペイ一緒に行きましょうよ」

サッカー:「えっサッカーが趣味なんですか?」「私も中学の時からやってまして、あっポジションはボランチです」「よかったらうちの社会人サッカーチームに加入しませんか?」

釣り:「えっ釣りが趣味なんですか?」「海釣り専門ですか?」「やっぱガマカツ派ですか?」「今度一緒に行きましょうよ、私小型船舶持っているし、なんなら船出しますよ」

写真:「えっカメラが趣味なんですか?」「私も専らNIKON派なんですよ」「あっこれはタムロンの単焦点なんですけどね、キタムラで安かったんです」「花火専門なら今度一緒にPLの撮影に行きましょうよ!」

登山:「えっ登山が趣味なんですか?」「私も昨日中岳攻めましてね、筋肉痛でいまも膝が震えてますよ」「そう言えばグランフロントのmont-bellに新作のギアが入荷してましたよ」「今度一緒に登りましょうよ!」

ゴルフ:「えっゴルフが趣味なんですか?」「私もです。下手ですけどね。昨日初めて100切りましたよ」「キャロウェイに替えてからは調子がいいですね」「今度一緒に竹中(大分市のゴルフ場)に行きましょうよ!」

バイク:「えっバイク何乗ってるんですか?」「僕もバイク好きなんですよぉ、あっ僕はYAMAHAのSR400とHONDAのモンキーの2台持ちです」「SRはドラム型の古いやつなんですけどね。セパハン、カウル付けてカフェレーサー風にカスタムしてるのが自慢なんです」「今度一緒に大観峰にツーリング行きましょうよ!」

まあこんな感じで、趣味が同じだと判明すると直ぐに相手と打ち解けることができる。

また釣りやゴルフなど時間を要する趣味は、その間色んな話をするので1日でお互いのことをよく知ることができる。その結果ビジネスに結びつくことが多い。

相手が白けてしまう趣味

しかし私の場合は、共通の趣味を通じて一気に相手と距離が縮まる瞬間が絶対にないと言い切れる。

その理由を説明しよう。

例えば、相手から「へえ純さんは音楽が趣味なんですね?因みにどんな音楽が好きなんですか?」と質問されたとする。

私「そうですねえ、私は高校の頃からメロコアとかネオスカ(音楽のジャンル)ばっかりでして、そうそう、最近サブスクで超カッコ良いバンド見つけましてね、tokyo under the slumっていうんですけど」

相手「えーTUTS!?それRONDONRATSとSETTLE ONの2バンドによるプロジェクトバンドですよね?イージーコア、パンク、ラウドなど多彩なジャンルを織り交ぜたミクスチャー・サウンドに男女ツイン・ヴォーカルのシャウト&グッド・メロディを鳴らすバンドで、最近は「BPM」がテレビ埼玉「ドレスキーとコレスキー」10月のエンディングテーマに決定したんですよね?私も好きなんですよ!最初聴いたときミサイルガールスクートかと思いましたよ!今度一緒にLIVE行きましょう!来月のライブは対バンで大阪のGERUGUGUも出るみたいですよ!」

とは絶対にならない。

他にもoledickfoggyというラスティックストンプ(音楽のジャンル)バンドが好きだと返答したとする。

相手「えー!?oledickfoggyが好きなんですか?私も「シラフのうちに」が好きなんです!MVの監督は川口潤でバイきんぐの小峠が出演しててブチ切れツッコミする場面が面白いですよね?ベースがウッドからエレキに変わって、アコーディオンもヨッシーから代わりましたけど全然違和感ないですよね?次回のワイルドローバーに出るみたいなんで一緒に行きましょうよ!」

とは絶対にならない。

最後にthe cherry cokesというアイリッシュパンク(音楽のジャンル)バンドが好きだと返答したとする。

相手「えーチェリコが好きなんですね!?私もです!ドラムとアコーディオンが入れ替わってからよりアイリッシュ色がより強くなりましたよね?ともちゃん脱退したけどスズヨさんのコーラスだけで全然大丈夫。あと最近のボーカルカツオがデザインしたmarchも良いですよね? さらば青春の光のツアーロゴや、キン肉マンとのコラボTシャツ見ました?カッコ良いですよねー。彼って本当に多才だなあって思います!」

とは絶対にならない。

このように、趣味がマニアック過ぎて質問に答えたところで相手が白けることが目に見えているので答えたくないだ。

オタクは自分の趣味の話をするときだけ興奮して早口で説明するという特徴があるが、私はこうはなりたくない。だから相手に配慮すると「趣味はありません」と回答する方がまだマシなのかなと思っている。

ここまで、私が趣味の話はできるだけしたくないとする理由が少しは理解してもらえたかと思う。

せっかくなのでもっとマニアックな話を

既にこの時点で、読者のほとんどが離脱していることだと思うが、音楽の話をブログの題材にすることは今後ないだろうし、せっかくだからこのまま最後まで突き進みたい。

好きなフェス・生きたいフェス

私の好きなバンド名を挙げると軽く1,000を越してしまい、手が腱鞘炎になるのでここで紹介することはやめておく。

だから私が好きなバンドが出演する『フェス名』だけを挙げることにする。

国内では、

  • パワーストック(札幌)
  • 東京ラスティックジャンボリー
  • ワイルドローバー
  • 東京ロンドン化計画
  • サタニックカーニバル
  • 名古屋スカフェス(名古屋)
  • イートザロック(滋賀)
  • ワンファウンデーション
  • AIR JAM
  • ラッシュボール(大阪)
  • モンスターバッシュ(香川)
  • パンクスプリング(千葉)
  • ハジケテマザレ(大阪)
  • サツマニアンヘス(鹿児島)

海外では、

  • when we were young(ラスベガス)
  • warped tour(アメリカ横断)
  • Salty Dog Cruise(カリブ海)

中には聞いたことのあるフェス名もあったかもしれない。

これらフェスに出演するバンド達の音楽のジャンルは、『メロコア』『メロディックパンク』『スカ』『ネオスカ』『2トーンスカ』『スカパンク』『ラスティックストンプ』『アイリッシュパンク』『ケルティックパンク』などと呼ばれる。

なお、『スカ』という音楽ジャンルは、ジャマイカでレゲエの前に誕生している。

レゲエは誰もが知っているのに、スカと言うと「ナニソレ?」と言われるのが現実である

興味がないだろうが、スカや他の音楽ジャンルについて簡単に説明しておく。

SKAとは

ジャマイカでは、 [ska]→[rock steady]→[reggae]の順に誕生している。
Skaは、50年代後期~60年代初頭に誕生。ズンチャズンチャズンチャズンチャと小気味よく反復を刻む早いテンポが特徴。
Rock steadyは60年代中~後期に生まれ、Skaをもう少しゆったりとテンポを落とした楽曲が特徴。
そしてreggaeは70年代に誕生する。Ska~Rock steadyのリズムやテンポを応用し、そこに粘りっこさやを加えたような音楽。

スカというジャンルを知らない人でも、JITTERIN’JINNの「プレゼント」という曲はご存知だろう。あれこそ正に『スカ』の王道曲だ。

他にも、アニメ【ちびまる子ちゃん】の走れ正直者/西城秀樹もスカ。

少し古いが、織田裕二・香取慎吾共演「恋はあせらず」のOP曲「Shake it UP」もスカである。

このように、スカは決してマニアックな音楽ジャンルではなく、私達の身近なところで流れている。

ちなみに、日本で1990年代後半から徐々に流行りだしたのが『スカパンク』だ。50年代後期にジャマイカで誕生したskaをベースにトロンボーンやトランペット、サックスなどの管楽器、そしてパンク・ハードコアの要素が交わり、本来のスカよりも遥かにアグレッシブな楽曲となっている。

そして最近の日本のスカパンクバンドの話題といえば「HEY-SMITH」だろう。

スカジャンルでは珍しく、2023年9月にポニー・キャニオンからメジャーデビューを果たした。

ヘイスミを知らなくても、『EXILE(エグザイル)』というグループは知っていると思う。

このEXILEのメンバーのNESMITHとかいう人(私は知らない)が、ヘイスミのトロンボーン担当の「かなす」と結婚しているらしい。

メロコアとは

なお『メロコア』というジャンルはピンとこないと思うが、最近は映画SLAM DUNKの挿入歌として使われた『10-feet』や、2023年の紅白に出演が決定した『マンウィズアミッション』というバンドは聞いたことはないだろうか。これらの音楽は『メロコア』の要素を含んでいたりメロコア寄りである。ちなみにこれらの2バンドは私は好きではない。あくまでも分かりやすい例として挙げただけ。

アイリッシュパンクとは

『アイリッシュパンク』とは、パンクロックとアイリッシュミュージックが融合したジャンルの音楽のことで、海外ではケルティックパンクなどとも呼ばれている。ティンホイッスルやフィドル、バグパイプなど、ケルトの楽器が使われているのが特徴。

アイリッシュと聞いてもなかなかピンとこないと思うが、映画「タイタニック」で流れていた「john ryan’s polka」という曲を聴けばどんな音楽か直ぐに分かると思う。あれこそ元祖『アイリッシュ』だ。

海外では、「ドロップキックマーフィーズ」「フロッギング・モリー」が有名。
日本では、「チェリーコークス」「ピンチオブスナッフ(pinch of snuff)」あたりが好き。

なおピンスナは東京高円寺のアイリッシュバンドで私が最も好きなアイリッシュバンドである。これから数年でかなり有名になると睨んでいる。

ラスティックとは

最後に『ラスティック』という音楽ジャンルを紹介しておく。

ラスティックは、ラスティック/ラスティック・ストンプ (Rustic/Rustic Stomp) と呼ばれる。
サイコビリーや、その源流のカントリー系(C&W/ブルーグラスなど)、トラッド系(アイリッシュ/その他各国の伝統音楽)、オールドジャズ系(デキシー/ジャグ/スウィングなど)といった要素を融合させた音楽のジャンル。

パンクやハードコア、アイリッシュやスカなどの要素を雑多に盛り込んでいることが多く、これ!と言った特徴を挙げることが非常に難しい。

東京では『the rodeos(ロデオズ)』、新潟の『GOOFY KINGLETS(グーフィーキングレッツ)』、愛知の『凩(こがらし)』というバンドがお勧めだ。

偶然性が高いほど相手との距離感を縮められる効果が高い

さぁ、まだ読者は残っているだろうか。

こんなマニアックな音楽が趣味なので同じ趣味の人と出会う確率が超低い。

しかしマニアック過ぎる反面、奇跡的に同じ趣味の人と出会うと、恐らく釣りやゴルフ好き同士より一気に相手と打ち解けることができてしまう。

例えば韓国に旅行に行った際、明洞を歩いていて日本人に遭遇しても「あー!こんなところに日本人がいる!一緒にご飯食べましょうよ!」と声をかけてもナンパ目的と思われてしまう。

しかし、南米ボリビアのレストランで偶然日本人旅行客に遭遇すると「えー!こんなところに日本人が!一緒にご飯食べましょう!」「いいですよ!てか、ホテルどこですか?明日ウユニ塩湖行くんですけどツアー会社どこですか?まだ決まってなかったら一緒に行きましょうよ!」となる。実にナチュラルだ。

つまり偶然性が高いほど相手との距離感を瞬時に縮められる効果が高いといえる。

私が自動車販売店で勤務していた頃、お客さんとして来店した人が、自分が前日に行ったLIVE会場にいた人とよく似ていたので声をかけたら、やっぱり本人で一気に打ち解けたことがある。

相手の方も、自分と同じ趣味の人が身近なところにいたことにかなり衝撃を受けていた。なお、その方とはいまでも一緒にライブに行ったりする仲だ。

趣味がマニアック過ぎてもあまり良いことがない

社会人、ましてや行政書士のような士業を仕事にしていると、周囲に自分と同じ趣味の人は絶対にいないと諦めているし、ツイッターでつぶやいたところでフォローが激減することが目に見えているのでつぶやかないようにしている。

人に会っても自分から趣味の話題を振ることはあっても、自分の趣味については聞かないでくれ!っとドキドキしている。

自分の趣味を話題にできないのは若干残念だし、もどかしさを感じることはあるが、好きな音楽ジャンルがマニアックすぎるから仕方がないと割り切っている。

以上、趣味がマニアック過ぎるとあまり良いことがないという話でした。

私のブログは、いつもコメントを書き込めないように設定しているのだが、この記事だけ開放してみる。

私と同じように、趣味がマニアック過ぎて困っている人がいれば感想などをコメント欄に書き込んでくれると嬉しい。

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