「やっと繁忙期が終わったから旅行に行ってきたわ」みたいな話をよく聞くけど、私からすると「繁忙期があっていいなぁー」と羨ましく感じます。
そのくらい行政書士3年目の終盤も忙しくありませんでした。(辛い)
「仕事が忙しくないなら年度末じゃなくても修行に行けるじゃん」って言われると確かにそうなんですが、一応年末、そして年度末の2月3月なんかは「忙しくなるかも?」という期待感から県外への外出を控えてたんですね。
で、年度末が終わって振り返ってみると「え、全然修行に行けたじゃん」という結果でした。(辛い(2回目))
とまあ終わったことを嘆いても仕方がありません。
年末から3月にかけてずっと修行を我慢していたので流石にもう行っていいだろう、と自分を正当化し、荷物をまとめることにしました。
ちなみにさっきから「秘密の修行」ってなんだよ!と思った方が多いと思いますが、修行の内容は『秘密』です。
「秘密の」修行ですから。
DAY1

朝8時過ぎに自宅を出発し、大分駅へ向かいます。
駅まではチャリで10分程度。
片手でコロコロの旅行カバンを引きずりながらよくチャリに乗れるな!?
いえいえさすがにそれは無理ですよ。
今回の手荷物はなんと、25Lのパタゴニアのリュック1つ。
この中に着替えはもちろん、作業するためのノートパソコンやマウスなんかも入れてます。
コンパクトでしょ。

電車に揺られること2時間、11時前にJR博多駅に到着。
ここから地下鉄に乗り換えて福岡空港まで移動します。
博多駅から福岡空港まで5分くらいなので神的近距離。
街の中心部と国際空港がこんなに近いのは日本で福岡空港だけです。
私が福岡住みなら絶対博多に事務所を構えますね。

フライトまで時間に余裕があったのでラーメンでも食うか。

ラーメン滑走路にはラーメン店が軒を連ねています。

どうしても食べたい店もなかったので一番空いていた店『海鳴』に決定。
ちなみに私は、ラーメンといえば豚骨細麺以外は認めていません。

うーん、普通。特筆するほどの感想はない。
いたって普通の豚骨ラーメン。
大分市って本場の博多ラーメンに勝るとも劣らない美味いラーメン屋がたくさんあるんですよね。
なので特に感動もなかったです。
空腹を満たし、いざ搭乗口へ。

さぁいよいよ飛行機に乗り込みます。
タイトルには書いてましたが、今回の修行先は日本列島最南西端の島『石垣島』でございます。
私にとっては未踏の地。期待が膨らみます。

今回のフライトは往復ともにピーチ・アビエーション。
料金はなんと片道4,600円くらいwww
セールで超安く買えました。
その代わり、便の変更や手荷物受託サービスは含まれておりません。

LCCの機体は狭いですが、私はそこまで狭いとは感じません。
いよいよ離陸!

約2時間のフライトで石垣空港へ到着。
機内はテレビないしスマホも使えないのでめっちゃ暇でした。

暑い!暑いぞ石垣島!
九州の朝の気温が1桁台だったのでかなり暑く感じます。
ここが日本列島の最南西端か。

バスに乗り込み、ホテルがあるフェリーターミナルまで向かいます。
支払いはタッチ決済が使えて助かりました。
電子化が進んでてびっくり。

30分ほどバスに揺られて石垣島フェリーターミナルへ到着。
すごい!思ったより都会だ。
バスの中から景色を眺めていたら、ニトリや西松屋、モスバーガーなんかがあったのが意外でした。
離島なんで正直なんも無いと思ってたんですよね。
荷物を置きにまずはホテルへ向かいます。

アパホテルを横目に見ながらもう少し進みます。

あっ法律事務所がある。
平和そうな島でも争いはあるんでしょう。
歩くことフェリーターミナルから15分。

ホテルに到着。
今回の宿は「寝れりゃあいい」をコンセプトに金額重視で選びました。
1泊6,000円くらい。安くないですか?

チェックインを終えて部屋に向かいます。

すんげえ殺風景。
昭和の社宅みたい笑
かかとを鳴らす音が廊下に響き渡る。
コツーン、コツーン
大丈夫かな?
だんだん不安になってきた。
鍵を開けていざ部屋の中へ!

えっと、刑務所かな?
景色は殺風景だし、テレビは小さいし、机はないのになぜか椅子だけあるという。
いったいどうやって作業しろというのか。
まぁ1泊6,000円だからこんなもんでしょう。
しかし予約の際1番のPRポイントだった「延長コード貸出無料!」のコードは確かに置いてありましたよ。
他にPRすることなかったんかい。
ボヤいても仕方がありません。
せっかく秘密の修行に来たんですから楽しまなきゃいけません。
荷物を置いて街へ繰り出します。

石垣島の中心部へ来ました。
ショッピングモール『730コート』が見えますね。
街を歩いてみて最も衝撃的だったのが、中国人と韓国人だらけだったこと。
ど平日だったせいもあるかもしれませんが、日本人が全然いないんですよ。
ほんとにここは日本かな?って感じました。

730とは、7月30日のこと。
沖縄本土復帰(1972年)に伴い、右側通行から左側通行へ一斉に切り替えられたのが1978年7月30日だったようです。

おっ?これはまさか?

ゲンキ乳業だ!
ゲンキ乳業を訪れることは今回の修行の目的の1つでもあります。
やっとお目見えだぜ。

店内に入ると大きな牛さんがお出迎え。


ゲンキプリンをほおばります。
めちゃくちゃ濃厚。
美味い。
ゲンキ乳業のプリンは乳感が濃いんですよね。
食レポは死ぬほど下手なのでお許しください。

TV番組『ZIP』も来ていたみたい。

ゲンキ乳業のキャラクターって可愛いですよね。
ステッカーや保冷バックなどを数点購入しました。
続いて商店街ユーグレナモールのお土産屋へ。

ゲンキ乳業グッズがたくさん置いてる!

どんだけゲンキ乳業が好きやねん。
その後も石垣島の中心部を散策し、気が付けば夕刻に。
腹が減ったので夜飯食います。

目的地は、石垣島ビレッジ。
私の大好きな旅系ユーチューバー『しげ旅』で紹介されていたフードモールです。
せんべろのお店も魅力的でしたが、私はどうしても寿司や海鮮が食べたかったのでスルーします。
階段を上がり3階へ。

開店10分前でしたがお席へ案内してもらいました。

テラス席に着座。
見晴らしがよく、風も心地よい。
さあて何を食おうかな。
どれどれ?

石垣島と言えばまずはこれでしょう。

お次は刺盛り。

メニューを見ながら次々と注文

徐々にアクセルを踏み込んでいくぅ。
せっかく石垣島に来たんだから、これを飲まなきゃはじまらないだろう。

泡盛!
生まれて初の泡盛は水割りで挑みます。
ングッ…ぷはぁキンッキンに冷えてやがる。
乾いた喉を潤していく。

お次は…と
しっ白子の握りだと!?ナニコレ?
店員さん「これめっちゃ美味いですよ。滅多食べられないですし」
そんなの聞いて頼まないわけにはいかないだろ。

ドーン!
口の中で白子がとろける。
白子って飲み物だったの?
うっうめぇ。
うますぎて思わず目頭を押さえる私。

ふーごちそうさまでしたー。
お腹いっぱい。
歩いてホテルに帰ります。
DAY2
秘密の修行二日目の朝を迎えました。
まずはホテルで無料の朝食を食べます。

朝食はトーストとロールパンと卵のみ。
パンはトースターで自分で焼くこともできます。
コーヒーを片手に簡単に済ませます。

今日も歩いてフェリーターミナルへ向かいます。

石垣島フェリーターミナルに到着。
具志堅用高さんがバンザイしてました。

本日の目的地は『竹富島』

フェリーに乗り込みます。
「詰めてお座りください」のアナウンス。
ど平日にもかかわらず満席でした。

船に揺られること約15分。
竹富島に上陸。
まずはレンタサイクルを借ります。
自転車に乗り込みいざ島内巡りへ。

いきなり目の前に現れた郵便局がコレ。
事前情報ゼロで視界に入ると驚きますね。
石垣島の古き良き原風景がそのままの形で残されています。

水牛だ!
お耳にリボン可愛い。
みんな道を譲ります。

休憩できるカフェも点在。

見晴らしの良さそうなスポットを発見。
登ってみます。

圧巻のパノラマビュー。
赤く連なる屋根瓦が情緒的だ。

小中が同じ建物内にあるのは離島あるあるですよね。
生徒数はいったい何人くらいいるのでしょうか。

コンドイ浜へ到着

あいにくの曇天でしたが、海の透明度は素晴らしかったです。

続いてやってきたのはカイジ浜

40代のおぢが必死で星砂を探します。

全然見つからんので見本を確認。

確かに星の形をしておるなあ。
星砂探しに夢中になってたらお昼時に。
腹減ったので店を探します。
数件回りましたが店休日もちらほら。

最終的にこちらのお店「かにふ」にチェックインできました。
店内は広く、エアコンも効いていて快適。
選んだメニューはこれ

八重山そば。
スープはあっさり、麺はコシがあって食べ応えあり。
美味い。
グーグルの評価が高いのも納得だ。
ごちそうさまでしたー。

ラストは西桟橋へ。
相変わらずの曇天で、南国感が全く伝わらないですよね。
橋の先端ではたくさんの観光客が写真を撮っていました。
チャリの返却時間が近づいてきたので戻らねば。

チャリ返却完了。
竹富島はチャリがあれば1時間くらいで一周できますね。
むちゃくちゃ汗かきましたが。
さて、石垣島へ帰ります。
夜ご飯まで時間があったので、再び石垣島の市街地を散策。

え、また?

昨日はプリン。
今日はシェイクですから。
スタッフさんに入れてもらいます。

うーん、まろやか。
シェイクも美味しい。
冷たい乳製品が身体全体を瞬間冷却してくれる。
毎日食べたいわコレ。
ごちそうさまでしたー。

いやいや、ゲンキ乳業はもういいだろ。
と思いましたが吸い寄せるようにゲンキショップへ。
ゲンキショップホイホイだな。

ゲンキ乳業のグッズは、門外不出、ネット通販やってないので貴重なんですよね。

凄い、ジュートのバッグだ。
全部欲しい。

さすがにキリがないので

ゲンキグミを買って終了。
腹減ったので飯食います。

二日目の夜は石垣牛を食うと決めていたのですが、どのお店も予約でいっぱい。
諦めて海鮮居酒屋『海王』へ飛び込みチェックイン。

まずはマグロを卵で溶かして食いつつ


牛握りを4巻を口にほうばり

ラストはアグー豚でフィニッシュ。
ごちそうさまでしたー。
夜風を感じながらホテルへ帰ります。
DAY3
最終日は、石垣島をバスで巡るツアーを予約していたので早めに宿をチェックアウト。
最初は刑務所みたいなホテルだなぁと不満を漏らしていたけど、帰る頃にはすっかり居心地が良くなっていました。
スタッフさんの接客も良かったし。
また利用したいと思います。

バスが出発して1時間弱で川平公園に到着

少し進むと

川平湾の景色が!

美しい。
湾になっているせいか、磯の香りが全くしなかったのが不思議でした。
波もなし。
50分ほど湾を眺めながらぼーっとしてました。
癒やされる…

その後は、いくつかのスポットを巡り

石垣空港で途中下車してツアーは終了。
帰りのフライトも予定通り発着し、福岡空港からJRで大分駅へ→駅から自宅までチャリで帰宅しました。
こうして石垣島での全3日間の工程を完了。
最終日は写真をあまり撮らなかったのでレポートが雑になりましたね。
繁忙期が落ち着いたので
今回は繁忙期を経験しなかったくせに、「いやぁ繁忙期が落ち着いたので」を言いたいがために飛行機に乗ったわけですが、来年はちゃんと繁忙期を経験した後で(しっかり稼いで)修行に出かけたいですね。
いずれにしても、初の石垣島は景色・食・人情、全てが最高でした。
いつかまた訪れたいですね。
それでは今回は…「おいちょっと待て。秘密の修行って単なる旅行じゃないのか?」
いやいや、何を言ってるんですか?
修行ですよ修行。
人聞きの悪いこと言わないでくださいね。
それではまた次の修行でお会いしましょう。